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堺の七道にあるスピニングミルへ [この町の景色]

ようやく暖かくなってきて桜も満開。
少し空模様は怪しかったのですが、この日チン電に乗って堺の七道の方へ。
おもしろい建物があるということで、建築をやってる友人を伴ってのお散歩です。

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先日テレビでも紹介されていた、築110年以上、明治後半に建てられたという古いレンガ造りの建物。
最初は紡績会社の事務所だったそうですが、今はフォトグラファーであるオーナーさんの住まい兼スタジオで、時々イベントスペースとしても利用されています。

築年数からしても建物の所々には劣化も見受けられますが、昔の面影を残しつつ綺麗に補修して使っておられる。

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なお、この日はスピニング・マーケットと称するイベントがあり、1階はパンやコーヒーやカレーが食べられるスペースが設けられ、2階は雑貨や古道具などのフリーマーケットが催されていたので、建物の中も少し見学できた次第です。

ちなみに、パンもコーヒーもカレーも以前お邪魔したことのあるお店の出店でした。(自転車漕いで堺七道の方へ

そして2階をお店を見ていると、一角に剣持勇デザインのチェアを発見。そして、その傍らには会津木綿の雑貨が。
これはよくブログを拝見しているクラニスムさんのところだと思い、店番をされていた奥様にご挨拶をして、20分30分楽しく雑談させていただきました。
建築士の友人とも共通項が多かったので、そちらもいい出会いになったのではないかと。

この建物は文化財としても貴重なものだと思いますが、それを継承されて、コミュニティの場として活用なさっていることも素晴らしいことであります。
人が集うと、建物も生きてくるって感じですね。

タグ:大阪
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生まれ育った町を歩いて(西の地区) [この町の景色]

よくある同じような造りの味気のない駅舎になってしまった故郷の駅。
その西口を出ると、どこか知らない町に来たみたいで、テレビを見ながら丼をかき込んだ大衆食堂も、新装開店で並んだパチンコ屋もなく、なんだか町が閑散としています。

生家に向かう線路沿いの道には、昔の「ニチイ」の建物がまだ残っていましたが、なんだか廃墟に近い状態。
かつてこの建物の1階は「柏原デパート」と呼ばれた小売店の集まる市場で、隣接する「柏原センター」と共にいつもお客さんで賑わい、市場を歩けば顔見知りの人も多く、同級生の親が営むお店もたくさんあった。
昨年末、ご両親がここで惣菜屋を営んでいた友人から、彼のお母さんの永眠を知らせる喪中ハガキが届く。愛想よくお店を切り盛りしていた姿が今も目に浮かびます。

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しばらく行くと、店名や店の人は違いますが、初めてアルバイトをした理容店がまだその場所に。
喫茶、中華料理、ヤマザキパンなどのお店が連なっていたのですが、もうこの理容店だけ。
当時、私はお客さんにケープを巻いたり、床の髪の毛を掃いたり、タオルを洗濯して蒸し器に補充したりするだけの仕事でしたが、よく顔見知りの人や同級生などが散髪に来て、恥ずかしいような誇らしいような気持ちで楽しく接客していたことを思い出します。
あと、昼食の仕出し弁当を運んで来たのも、同級生でしたね。

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そして、生家周辺。
昔から残っている建物は、貝を繰り抜き綺麗なボタンを作っていた小さな工房だけ。

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ほぼ同じアングルで昔の写真が残っていました。昭和40年前後でしょうか。まだ煙突のあるボタン工房も写っています。
人が集まっているのは、おそらくポン菓子の行商です。
バンッ!という音を聞いて、家からタライを持ってでてきた近所のお母さんや、物欲しそうに眺める子供たちの姿があります。

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生家のあった場所には誰かの新しいお家。軒を連ねる家々もみな新しい。
幼馴なじみや母のお友達などが暮らしていた粗末なアパートも、勉強していると屋根裏にネズミが走ることから“チュー太郎塾”と呼ばれていた学習塾ももうありません。
老夫婦がたばこや食料品などを販売していた商店の空き家と、今では知らない人が暮らす竹馬の友のお家がひっそりとあるだけです。
その家の彼とは、物心ついた時分から大人になるまでずっと遊んでいましたが、もうずいぶんと会っていません。私の不義理が疎遠の原因でしょう。申し訳ない……

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また、よく遊んだ神社もありましたが、あの頃よりもずいぶんと廃れた様子。
確か中学2年生の時、クラスの友人と初めて喫煙したのはこの神社の古井戸の向こうの茂み。
学業優秀で学級委員も務める彼からの誘いに少し驚きもしましたが、あとで思えば、彼の家庭環境にあっては彼なりの苛立ちとか鬱屈したものがあったのかもしれません。
時々日が暮れても家に帰ろうとしない彼と、二人して塀にもたれタバコをぷかぷかと吹かしていたことも今では懐かしい思い出です。
後年、風の噂でその彼が小学校の教諭になったと聞きました。
なんとなくですが、彼はいい先生になったのではないかと思っています。

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神社の近くには重要文化財の「三田家住宅」があります。
三田家は江戸時代、干鰯、油粕などの肥料や河内木綿を扱い財を成した商家です。裏を流れる了意川を利用し荷を運搬していました。
私が子供の頃はその末裔の方々が住んでいて同学年の女の子もいましたが、今も住んでおられるのかどうかはわかりません。
なお、柏原郵便局でもらった風景印にはここ三田家の屋敷が描かれてあります。

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国道25号線の方に行くと、ハンバーグランチが美味しくてよく出前してもらったグリルがあったのですが今は跡形もなく、決まって焼肉定食を出前してもらっていた中華料理の店もそれだとわかる朽ちた建物があるだけです。
その昔、母が勤めていたらしいお茶屋さんはまだ営業しているようです。お使いのお駄賃欲しさによくここのお茶を買いに来ました。

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そして散策を終えようとした時、急に便意をもよおし、それならとかつて父や友人らと通った馴染みの銭湯へ入る。
脱衣場も浴場もすっかり様変わりし、揺するとすぐにチルトを起こすピンボールや、小銭を入れてハンドルを回すと受けた手にピーナッツ菓子がころがり出てくるもの(ピーナッツベンダーというのでしょうか)などはありませんでしたが、風呂上りに冷蔵ケースから懐かしのフルーツ牛乳を取り出し、昔の銭湯の様子を思い出しながらちびちびといただきました。

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最後に、マンホールと駅でもらったスタンプにはぶどうの絵。
柏原、堅下は昔からぶどうが有名でした。季節になるとあっちこっちで露店が出ていましたが、今はどうなんでしょう。
もう何年も口にしていませんが、久しぶりに新聞紙を広げて、ぺっぺっと皮を飛ばしながら食べてみたくなりました。

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生まれ育った町を歩いて(東の地区) [この町の景色]

昨年末、34歳の夏まで住んでいた町を数年ぶりに歩いた。
町はずいぶん様変わりしていたが、記憶にあることを少しだけ書きとめておこうと思う。


生家と駅を結ぶ線路沿い道、途中、踏み切りを渡ると商店街。
入り口にはレコード屋さん。
白髪まじりの小柄なおじさんが経営されていて、後に息子さんに代わった。
店は二人の人柄が表れたような整然とした綺麗な店内で、二人とも物静かな感じの人でした。

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当時はテープもレコードも高価だったので両親に買ってもらったのかもしれないが、ここではじめて買ったテープは中島みゆきの「臨月」か松山千春の「起承転結Ⅱ」のどちらかだったと思う。
レコードは中学生の頃に買った、Band Aidの「Do They Know It's Christmas?」か。
先日亡くなったデヴィッド・ボウイやジョージ・マイケルも参加していたチャリティー企画ものだ。

しばらく歩くと、商店街が一旦途切れて川が流れています。

その橋のそばには眼科の診療所。
医師は、頬肉の垂れた顔に黒縁のメガネをかけた破顔が優しげなお婆ちゃん先生で、看護婦さんは大きなお口に真っ赤な口紅を塗った愛想の良いおばちゃん。可愛がってもらいました。

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橋を渡り商店街を進むと、仏花を買っていたお花屋さん、葬儀屋も兼業していて父母の葬儀もここにたのんだ。

今はありませんが、その先には友人の彼女がアルバイトしていたお持ち帰り専門のお寿司のチェーン店があり、その向かいにはパン屋と惣菜屋が一体となったお店があった。こんもり盛られた鶏カラ弁当がおいしかった。

さらに進むと、年の瀬などの忙しい時期に同級生何人かがアルバイトをしていたスーパーがあり、その隣が子供ながらによくわからないアレルギーとかで通わされていた耳鼻科の診療所。不可思議なガラスの器具を鼻に突っ込み治療していた。

また、商店街から少しのところには中学校と中学校のグランド。
土曜日は半ドンだったので、クラブ活動をしていた者はお昼ごはんをこの商店街によく買いに行った。

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道路を挟んだ向こうの商店街には、高校受験の際に腕時計を買ってもらった時計屋さん、
中学で陸上部に入り、同級生の部員仲間とスパイクなどを買いに行ったスポーツ用品店、
立ち読みと万引きに目を光らせいた本屋兼文房具屋さんがあった。

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商店街を抜けたところには私鉄の駅。
計ったように仕事から定時で帰宅する父をよく迎えにいった。
ある時、仕事帰りの父におもちゃをねだり商店街で買ってもらったが(ゲームウォッチだった)、母が理由もなく買ってきたことに激怒し、父はすぐさま返品に行き、ぬか喜びの私は大いに拗ねたという悲しい記憶もある。

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商店街から少し離れた川沿いのプラモデル屋さんへは、ガンプラ目当てに足繁く通い、その近くの開業間もなかった理髪店では、高校生の時初めてパーマをあてた。友人からはヘンテコなパーマと揶揄されたがそれはお店のせいではない。
その理髪店は今も営業していて、ずいぶんとおじさんになった店主が髪を切っていた。確か綺麗な奥様もいたがお元気だろうか。

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そして、週刊マンガを読むために通っていた喫茶店でお昼ごはんを食べる。
マスターは頭髪のほとんどが白くなり、顔のシワも増えてずいぶん年老いたという印象。
そういう自分もすっかりおじさんなのだから当然だ。
でも、お決まりのビーフドリアの味はあの頃のまま。
もうマンガは読まなくなったが、思い出の一品をいただき懐かしい気持ちになりました。


次は住まいのあった西の地区のことを。

タグ:大阪
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住吉大社 神館 夜の食事会のお誘いを受けて [この町の景色]

何かと私を気にかけてくださる奥様から、食事を予定していた一人の都合が悪くなり、その人の代わりにどうかと急遽お誘いがあったので、こちらは特に予定もなく、はい、と二つ返事。

どんなごちそうが待っているのだろうと内心わくわくした気持ちで、お誘いいただいたご夫婦とそのお友達にへいこらと着いて行けば、

えっ、ここ!?
なんか菊の御紋の幕が掛かってますけど……

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この日の食事会は住吉大社お得意様限定なんだとか。
気持ちが萎縮してしまいそうな状況ですが、年齢とともに図太くなってきたのか、意外にもお腹は鳴っております。

おしながき、たくさんあるのでちょっと端折りますが、
前菜は、平安朝の雅な荷車の上に穴子の八幡巻き、鮟肝ポン酢など蟹甲羅盛り。
お造りは、鰤の炙り、みかん鯛雲丹巻きなど。
肉料理は、写真にある和牛サーロインステーキ(ベシャメル赤ワインソース)。

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小鍋は、てっちり鍋。
揚げ物は、柚子の中にナマコやエビイモなどが入っていてそれをまるごと揚げたもの。お塩ではなくグラニュー糖がそえてあり、柚子の皮までいただきました。
そして、ごはんものとしてフグ雑炊と香の物各種。
最後は写真にあるデザート、ストロベリームースとティラミスが氷の器に中に。

途中、アコーディオンの生演奏もあり、「ハウルの動く城」のテーマ曲はすごく雰囲気があってよかったなー

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そして、演奏が終わって御手洗いをさがしに廊下を歩けば、隣室には玉座が!
その金色に輝く椅子からは、お庭にそびえる凄い存在感のくすのきの大木が見えております。

えらいとこ来てもたなぁ……と恐縮しつつも貴重な経験を楽しむ。

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なかなか立ち入ることのできない場所で、アコーディオンの音色に耳を傾け、趣向を凝らしたおいしいお料理をいただいた至福の時間。
皆さんとの会話も弾み、とても思い出深い年の瀬になりました。感謝です。

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クレバーコーヒーハウス ボングー [この町の景色]

時々おじゃまする粉浜商店街にある喫茶店。
地元の人に愛され続けてうん十年というようなお店。

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コーヒーもおいしいのですが、この日はミックスジュースを。

私はバナナと牛乳が多めの泡立ちのよいものが好みですが、こちらのは少し黄桃の割合が多いような贅沢な味わい。関西定番のミックスジュースといった感じです。もちろん、おいしかった。

おいしいといえば、店名のボングーも「おいしいもの」という意味らしい。
一度軽食類を食べてみるのもいいかもしれない。

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帰り際、レジにあったマッチをいただく。
今時めずらしい箱のマッチ。
仏壇のろうそくを灯すときに使わせてもらおう。

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で、仏壇の引出しに仕舞うとき、同じくフランス語のえらく古いマッチを発見。
スナック ボンソワール……
お酒を嗜まない家系で、誰がそんなとこに行ったのだろう。謎だ。

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すみよっさんの夏祭り [この町の景色]

住吉大社の夏祭り、住吉祭りです。

海の日、まずは神輿のお清めです。
日が沈む頃、住吉大社駅の東にある住吉公園にお神輿が到着し神事が執り行われます。

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儀式が終わる頃には辺りも暗くなり、ちょっとした花火が上がったり、提灯行列があったりと。

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お神輿が住吉大社に戻ってくるまで境内で涼んでおられる方も。
お月さんも綺麗で、いい夏の夜です。


そして月末、夏祭り本番。
正門の茅の輪をくぐり無病息災を祈念します。

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31日の夕刻には第一本宮前で夏越祓神事があり見学。

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夏越女やお稚児が参列する前で、神楽や住吉踊りが奉納されます。

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神事が終わり日も暮れ始めると、境内の夜店も賑わいだし夏祭りの風情が濃くなってきます。
特に子供達は楽しくてしょうがない様子。
それを見ているこちらも懐かしさまじりのワクワクした気持ちになります。


明くる日、神輿が大和川を渡り、堺の宿院頓宮へ。

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炎天下ですが、子供から大人まで気勢が上がります。

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そして、今年70数年ぶりに復活したという大神輿が大社の太鼓橋(反り橋)を渡る。

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重量2.6トン、トラックくらいの重さがあろうかという神輿が、人の手であの傾斜の橋を越えました。
拍手です。

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見物人でさえ大汗のこの日。
神輿を担ぐ人や行列に加わっている人達はさぞ大変だったことでしょう。
おつかれさんでした。おかげでいいもの見させてもらいました。

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この町に暮らして12年…… [この町の景色]

12年前の7月12日にこの町に越してきた。
ついこの前でもない、遠い昔のことでもないどっちつかずな歳月ですが、私の半生の約4分の1はこの町とともにあったということ。

そんな感慨もあってか、この日は自宅すぐそばのお店ばかり行ってみた。

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まずは、もはや商店街とは呼べないくらいにお店が無くなりつつある通りへ。
中華料理「珉来」、入ったのは初めて。
チャーハン350円、餃子200円は今時無い安さ。

次は同じ通りの御菓子司「楠公堂」でわらび餅を購入。
知人に以前いただいた、老人会で配られたという赤飯も確かここのもの。

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次は我が家の並びにある古本屋さん「福永書店」帝塚山店へ。
私が越して来てそのあと確か3、4年で閉店したのだが、つい最近、またオープンした。
復活がなんだか嬉しかったので、小説を一冊購入。

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古本屋を出て、次は数メートル先の角にある喫茶「かぐやま」へ。
聞くところによると、ここの喫茶店もずいぶんと古いらしい。
コンパクトにまとまった店内は、常連らしきおばさま達の憩いの場となっています。

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珈琲を飲みながら、先ほど買った本の見返しを見ると著者のサインと落款が。
ちょっと得した気分。

以上、自宅周辺200メートル、地元を味わうお散歩でした。

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奥の天神生根(いくね)神社の七夕祭 [この町の景色]

いつもより早くお仕事を終い、夕食をぱぱっと済ませて近くの神社へ。

ここ生根神社は私の住む地域の氏神さまで、この日は七夕祭。

日が落ちて、境内は氏子や地域の人で賑わい、特に地元の子供らは大はしゃぎ、夜分にお友達と会うことが楽しくて仕方ないという様子。

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しばらくして祝詞の奏上があり、境内にいる者も頭を垂れて拝礼。

終わって、短冊のぶら下がる笹の葉に火が点けられ、瞬く間にボワァーと大きな火柱となり歓声が上がります。

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お炊き上げのあと、子供らは花火をもらい祭りは終了。

私も夏の風物詩の余韻に浸り、どこかで珈琲でも飲み涼んでから帰ろうと商店街の方へ。

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ガラ~ン……
そりゃそうだ、この辺で夜の8時を過ぎて開いてる喫茶店はない。

髪の毛のすそにいっぱい汗をためたまま帰ります。
夏の夜の静かなお散歩でした。

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自転車漕いで堺七道の方へ [この町の景色]

ぱんぱんにタイヤの空気を入れ、よし、と自転車に跨る。
梅雨の晴れ間、少し遠出します。

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住吉大社から紀州街道を南に進み、水路(細江川)を越え、商店街(安立)を抜け、川(大和川)を渡り目的地周辺へ。
小さな車輪の自転車をちょこちょこと漕ぎ、20分余りのサイクリングです。

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目指すお店の手前、古いお家の前で小太鼓のサインが目にとまる。
「ゲストハウス タイコたたきの……家?」
ああ、家っぽい形は「夢」か。言われてみればなんとなく。

そして、噂のスパイスカレーのお店「ヌンクイ」で昼食。

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カレーで満たされたあとは、すぐ近くのパン屋さん「ニコノパン」へ。

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と思ったけど、行列ができていたので後回しにしてこれまた近くのカフェ「アカリ珈琲」へ。
アイスコーヒーとロールケーキで小一時間ほどいっぷく。

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カフェを出ると、先ほどのパン屋さんに行列はなく無事パンを購入。

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どのお店の人も忙しい中なにか楽しそうに働いておられる。
きっと商売は大変なことも多いと思うが、若いであろう店主の方々のサービス精神と行動力には脱帽するばかりだ。
なんとなく心豊かに生きてるって感じがした。

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購入したパンは、ずっしりと重くもちもちの食感で、小麦の味わいも芳醇。

いい時間を過ごさせてもらい、贅沢な一日でした。

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長居公園とcafe glue(カフェ グルー)と [この町の景色]

この日は少々風が強かったけど、雨もあがって日差しも気持ちよかったので、
少し遠くの古本屋さんにでも行こうと思い自転車に乗った。

のんびりと自転車を漕いで15分。まずは長居公園近くのカフェで昼食。

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友人が教えてくれたカフェ。
すすめる理由がわかった気もする、なるほどのしつらえ。

注文したカレーも、なんかオサレ。(680円税別)
お味は、タマネギの風味がやや強くスパイシーさもあって、なかなかいいかも。
他にドライカレーも焼きカレーもあるのでまた来ることになりそうだ。

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気分よくお店をあとにし、次は喜連瓜破の方にある古本屋さんへ。

買い物を済ませ、自宅からはまあまあの距離だなーと、帰りにまた休憩。

今度は長居公園内のベンチに座り、コーヒーとドーナツでいっぷく。
ちょっと読書して、ちょっとウトウトして、そして目が覚めて公園をぷらぷら散策。

みなさん思い思いに憩いの一時を過ごしておられます。
私も歳を重ねたせいか、こういうところにいるだけで幸福感みたいなものはあります。
いい公園です。

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