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富山市民俗民芸村 富山市民芸館 [民芸とのふれあい]

JR富山駅からバスで25分。
呉羽山の麓に、いくつかの資料館や美術館などが集まってできた民俗民芸村があります。

そのうちの一つ民芸館です。
建物は母屋とが離れが廊下でつながったような形で、母屋は古い商家か農家の家屋を移築したような立派なもの。離れの方は事務室です。

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やはり外観から想像したとおり、中は堅牢で重厚な造り。

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しつらえや調度品も職工が丹精こめて作ったであろう、長く使えそうな逸品ぞろい。

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展示品は、時間の経過と共に味わいが深まったというような品々です。

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お部屋は、大家族でないと持て余してしまいそうな贅沢な間取り。
梁より上の部分にも障子窓があって採光や通風も確保されています。

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私が子供の頃は、まだこういった家に住んでいる子が学校に何人かいて、お家で遊ばせてもらった記憶がありますが、今の核家族化が進んだご時世にあっては、なかなか個人で維持するにも大変なんだと思います。

近年注目される古民家ですが、文化的にもすばらしい財産ですので、様々な用途で活用されながらでも後世に残っていけばいいですね。

タグ:富山 民芸
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富山県美術館 デザインコレクション展 [あーと建物家具雑貨]

秋の旅行中、今年8月に全館オープンしたばかりの富山県美術館に行きました。

そこで、企画展以上に見たいと思っていたのが、ずらりと並んだ名作椅子です。

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最初に目にしたのは、リートフェルトの「RED and BLUE」とマッキントッシュ「HILL HOUSE」。
どちらも座るより眺める方が良さそうな椅子です。

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それからアルネ・ヤコブセンの「スワンチェア」に、その向こうは旧帝国ホテルで使われたフランク・ロイド・ライトの椅子でしょうか。こちらはハンス・J・ウェグナーの「フープチェア」だ。

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おっとこれは、お金持ちのステータスシンボル?として名高いル・コルビジェのシェーズロングのカウスキン。こちらの籐でできた丸い椅子は剣持勇のラウンジチェアですね。

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そして、実際に座ることの許された椅子も数脚。
あのガウディ作だという椅子にも座ってみた。
二人掛けですが、座る方向が少し外向きで、彼らしい生き物を思わせる曲線。あの奇想天外なデザインの片鱗も伺えます。

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こちらの耳のような独特のフォルムは、イムーズの「ラ・シェーズ」。
もうこんなポップな椅子に座ることないだろうと思い、こちらにも座ってみた。確かこんな風に座るんだよなーと、監視員の目を気にしつつ脚を伸ばす。

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視線の先におられたのはウッディ・アレンさん、キャッチコピーの「おいしい生活」は糸井重里さんで、西武百貨店の古いポスターですね。なんとなく見覚えが。

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隣の図書ルームにも見たことのある椅子やテーブルが。北欧のブランド(アルテック)だったかな。あれば、空間が北欧っぽくなるから不思議。

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ふんだんに木がつかわれている廊下は、すっきりと爽やかで静謐さも。
その廊下の先の窓からは、雨に打たれる富山の街と環水公園が見えました。

今回の椅子の展示、ショールームでもこれだけの種類を目にすることはないので見て座れてよかったです。

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富山県美術館、展示物はおもしろく、館自体も開放感のある素敵な空間でありました。

タグ:富山 芸術 家具
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越中八尾(やつお) 桂樹舎(けいじゅしゃ) 和紙文庫 [民芸とのふれあい]

「風の盆」でも知られる富山県の八尾(やつお)に、手漉き和紙の工房があります。

看板や暖簾を見れば、もう民芸の趣きが。心躍ります。

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建物を入って左が喫茶室と売店、右と2階が展示室。
世界の和紙にまつわる品々や資料を興味津々拝見。

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創業者の吉田桂介は、民藝運動に触発され、柳宗悦に教えを乞うたり、染色家の芹沢銈介にも師事したとある。
展示物にも芹沢銈介にまつわるものが多く、関係の深さが伺えます。

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展示を見終えて、喫茶パピルスでいっぷく。
店名のパピルスは、「ペーパー」の語源にもなった古代エジプトの紙状の記録媒体のことなんだとか。確かそんな資料の展示もあった。

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そのなんとも居心地のよい喫茶室で、以前食べ損ねた「くずきり」をば。
つるっといい食感。自家製黒蜜も大変美味、全部飲み干す。

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ゆっくり休憩しながらも、向うの売店が気になって気になって。

素朴でかわいらしい和紙製品の数々に目移りしましたが、時間をかけゆっくり吟味。数点購入。

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大変有意義な時間を過ごしました。
また来たいし、誰かにもお勧めしたい場所です。

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宇奈月温泉と越中八尾でお蕎麦を食べる [お蕎麦のあれこれ]

ある程度目星を付けていた宇奈月温泉の「石びき手打ちそば ふる里味処 わらびや」へ。
先を歩く家族連れもお店に入った。この辺で食べるならここ、というようなお店なのかも。

温泉街はどのお店もひっそりとしていましたが、ここは足を踏み入れれば、お昼時らしい活況が。
店内にかかる暖簾、芹沢銈介文様ですね。

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ざるそばをいただき、ひとごこち付く。
帰るお客さんもそんなほっとした顔です。

どれくらいやっておられるお店なのかわかりませんが、安心感のある雰囲気、安定した何かでお店が回っているという感じ。

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「おいしかったです、ごちそうさま」と、お店をあとに。


次の日は、越中八尾の町でお蕎麦をいただく。
手打ちそば 高野 に行きたかったところを、あえて別のお店を2軒。

お店には、ドライブがてらお蕎麦を食べに来たという風な、そこそこの年齢のご夫婦が数組。

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前日の「わらびや」とも違うし、以前いただいた「高野」とも違う。
具体的に何がどうかはわかりませんが、蕎麦もそばつゆも、違うということだけはわかった。

でも、そんな繊細の味の違いを、ぼんやりとでも頭が覚えているんだから、味覚の不思議というか、お蕎麦の魅力というか、食べくらべのおもしろいところです。

以上、富山お蕎麦行脚でした。

タグ:富山 そば 民芸
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亡き友人の家族との再会も果たし富山をあとにして [写真と俳句と]

母と娘(こ)の 安住の地や 秋桜(あきざくら)
コスモスや ここは母娘(ははこ)の 寄る辺の地

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タグ:富山 秋の句
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ブレードランナー2049 [映画館に行こう]

291028.jpg【鑑賞日】 2017年10月28日
【映画館】 TOHOシネマズなんば
【キャッチ・コピー】
知る覚悟はあるか―。
【映画全体の印象】 (・_・)
【感想】
冒頭、虹彩の神秘的なアップ映像が映り、ニタリとした人も多かったのではないでしょうか。

前作の舞台は2019年。酸性雨の降り注ぐ暗く湿った無機質な未来都市に、ヴァンゲリスの詩的で荘厳な、そしてどこか哀愁も漂う電子音の曲がのっかり、カルト化するくらい秀逸な近未来に仕上がっていたかと思います。
芸者ガールが映る「強力わかもと」の電子広告や、タイレル社の社長室などは印象的でした。

今作はタイトルどおり、それから30年後の世界。
作り手も35年の時を経て変わりましたが、前作を踏襲しつつ独自の世界観や未来像を作り上げ、よりスタイリッシュで洗練された感じがありました。
さらに今作は、アンドロイドの悲哀を描いた前作から、驚きのストーリー展開。
お話の終盤にはあの人も登場し(序盤には折り紙のうまいあのおじさんも)、なかなかファンの心をくすぐる演出でした。

確かに前評判どおり、ある年代の人にしかウケないと評されたこともわかる気がしますし、いろいろ盛り込まれたことで“ブレードランナー”としての評価も分かれるところだと思いますが、それでもあの年代の者としてはまずまず楽しませてもらいました。

そして、この続編を観てから、オリジナルを初めて目にした時の鮮烈な記憶やノスタルジックな思いなんかも呼び起こされたので、そういう意味でも観てよかったかなと思いました。

タグ:2017年映画
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新湊曳山まつり提灯山を見て [写真と俳句と]

月高し 凛と笛吹く 漁師の子
提灯に 居場所譲りて 浦の月

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タグ:富山 秋の句
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2017年 秋の富山へ 最終日 [旅のおもひで]

平成29年10月2日(月)

06:00 起床  お天気が悪そうですが、屋内中心の予定なのでモーマンタイ。
06:30 朝食  今日もサバの塩焼きやらホタルイカの沖漬けやらをパクパクと。
08:20 ホテル 出発  朝食ごちそうさま。お世話になりました。

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今日のバスは小さめ。でも、親切なバスガイドさんが同乗。

08:50 市内周遊ぐるっとBUS 富山駅前 出発  (1日フリー乗車券700円)
09:12 富山市民俗民芸村 到着 (全館観覧券、フリー乗車券割引で410円に)

乗客は2人。でもバスガイドさんは一生懸命ガイドを。しかと拝聴。
呉羽山が見えてきました。目的地はあの麓。

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まずは民俗資料館。早速入れば、囲炉裏がファイヤー!
まあまあ煙たいが、家屋と一緒にスモークされます。
昔の暮らしぶりがわかる物がいっぱい。どれも興味深い。

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立派な日本家屋は陶芸館。「あずまだち」と呼ばれる切妻造で、豪農の家を移築したらしい。
濱田庄司や河井寬次郎らの器も拝見。

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土人形工房。古代犬の土人形を買おうと思ったが、リュックがパンパンで断念。
ちなみに、買おうとしたのものが来年の年賀切手にもなっていた。

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一番楽しみにしていた民芸館。建物の佇まいも展示もよかった。

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すぐ下の民芸合掌館も、富山の気候風土の感じられる茅葺の立派な古民家。

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最後に売薬資料館を見学したところでタイムアップ。
友人家族に聞いたが、富山ではここ民俗民芸村に学校遠足で来ることも多いんだとか。
大人でも、なるほどのおもしろさ。もっと時間をとるべきだった。
また機会があれば、この日見られなかった館と、お休みだった水墨美術館には行ってみたい。

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10:39 民俗民芸村 出発  バスは再び神通川を渡り、路面電車を追い越し富山駅へ。
11:00 富山駅前 到着
11:15 富山芝園郵便局  風景印をいただく。
11:40 昼食 「コーヒー&レスト 小馬」 日替わり定食(750円)

天ざるうどんがおいしいという鶴喜さん、前回見つけた時は確か定休日で、今回は臨時休業。縁がないようだ。
意気消沈し代わりにどこへ行こうかととぼとぼ歩いていると、でました、小馬。

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オムライスのつもりが、ミンチカツに反応してしまいパッと日替わり定食を。
ああ、カレーだったのか・・・はやとちり。
不意にお皿をよけると、ゴッホの星月夜。昼からは美術館に行く。

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12:35 市内周遊バス 富山駅前 出発  午前のバスガイドさんだ、ども。
12:40 富山県美術館 到着 見学 (1,300円)

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今年できたばかりの美術館。
入口横のカフェでは政界を引退された綿貫さんがティータイム中。先生も芸術鑑賞か。

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企画展は人生をテーマにしたもの。著名なアーティストの作品がずらりと。
写真を撮ってOKなものはパシャパシャと。
写真はNGでしたが、一番印象に残ったのは彫刻家の船越桂さんの作品。

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デザイン展には、名作椅子がずらり。これが目的と言ってもいいくらい楽しみに。
有名な1964年東京オリンピックのポスターも展示。亀倉雄策さんです。

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あの真っ黒なシェフの「たいめいけん」が美術館内に。人気みたい。
外には雨に打たれる白クマさん(三沢厚彦さん)。屋上には遊べるアートな公園も。

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14:37 富山県美術館 出発  いろんな作品から刺激受けました。
14:50 富山駅前 到着  周辺で買い物。1日フリー券があるので無理にでも路面電車。
15:10 桜橋 「高芳」に行くも鱒寿しは売り切れ、残念。
15:30 富山中央郵便局  能登ヒバのハガキに風景印をいただく。

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15:40 富山きっときと市場 みやげ処富山 おみやげ購入(4,840円)
16:30 阪急高速バス 富山駅前 出発 (4,400円)

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小雨の中、バスは庄川を越えてゆく。さようなら、富山。

18:05 尼御前SA 休憩
18:20 夕食  富山駅で買った駅弁 源の“つるぎ”(850円)

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お腹も満たされ、富山での3日間を思い返しながら、またうつらうつらとバスで船を漕ぐ。

20:00 黒丸PA 休憩
22:00 梅田バスターミナル 到着  これから夜行で旅立つ人も。
22:50 帰宅 (梅田から490円)  しばらく真っ暗だった家に明かりを灯す。

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おみやげは、ちょこちょことしたものばかり。鱒寿しはCiCの地下で買った「川上」のもの。


旅費は抑えたつもりだけど、行きたいとこに行き、食べたいものを食べ、おみやげも買ったとなると、あまり節約にはなっていない。
(往復交通費9,400円、宿泊費8,360円、その他旅費約39,000円)
でも、これだけ楽しんだなら納得するほかないだろう。
大変盛り沢山で充実の富山3日間でした。またいつか。

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富山新港で観光船から海王丸を見て [写真と俳句と]

貴婦人の 舳先(へさき)かすめて 海猫(ごめ)帰る

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タグ:富山 秋の句
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